十三本目






合宿です。
前回の動画から約半年が経っています。

半年間何をやっていたか。

霞への対策
相面への弱さの克服
攻撃の多角化
スムーズな応じ技の習得

上記に努めておりました。

霞は長々と打破できない構えでして、すりあげ面恐怖症でした。
相面に弱いとどうしても自分から打って行きづらくなり、相手のペースになってしまいます。
攻撃もバリエーションや角度が少なく、その為にたかだか構えを変えられた程度で苦戦すると考えました。
さらに相手のペースになると応じ技も出しにくい状態でした。

よって前に出す足を変える、左足を前に出す事を決意しました。
大刀側の足を前に出すことによって攻撃のできる角度が広がりました。
面打ちにより体重を乗せることができるようになり、相手の面の軌道をずらせるようになりました。
また、面を打つときに体をひねらなくても良くなったので、応じ技もスムーズに出るようになりました。

そして最後の一つが今回の動画、霞の構えの打破です。
攻撃の角度が広がったので左右面が打ちやすい状態です。
スムーズな応じ技により、相手の手数を減らすことにも成功しました。
小刀が相手から遠くなったので、右小手を打たれにくくなりました。

作戦は近間に入ることです。
竹刀が立っている相手の近間に入ることによって、まず突きを封じようと考えました。
また、回しての左右面や小手・胴を決め手に使うことによって、相手の竹刀に小刀が触れるほどの近間でも打突を可能にします。
相手の竹刀を小刀で叩いたり、どかす事によって構えを崩そうと考えました。

今回はうまくいきましたが、また新たな問題が発生するかもしれません。
ですが今のところはうまくいっております。
効果としては、勝率の上昇・一本を取るまでの時間の短縮、手数の増加が挙げられます。
構えを変えられただけで急に苦戦するような事は減ると思います。

まだまだ未完成の部分が多くありますが、可能な限り早く完成させます。


この頃の得意技
小手抜き面
出鼻面

この頃の苦手としているもの
片手突き
飛び込み胴


さらなる苦手克服に努めます。