6月23日
おのぼりさん
久々に関東に戻りました。
ほんと久々だったんですよ。
まさにおのぼりさんです。
まず、東京の道がわからない。
これはですね、久々だからとかそういうのじゃなくって、ほとんど歩いたことがないからなんですけどね。
秋葉原はほぼ経験なしです。
もうそこら中でアニメ声が飛び交ってて気が狂いそうです。
「お兄ちゃん、好きなの。」
「…真実の愛を、見つけたんです…」
「世界を征服するのだ〜♪」
こんなんがBGMのように延々と聞こえるわけですよ。
もうほんと、ノイローゼ並です。
でも、たまに珍しく人間のポスターが。
”時東あみ”
「じとうあみだってよ。釣具キャンペーンガールみたいな名前だな。」
「……ときとうじゃねえの?」
じとーーうって睨まれました。
わざとです。
ほら、秋葉原のアニメ声BGM聞いてるよりマシでしょ?
かなり。
いやほんとに。
違う!
まだオヤジ化してない!!!
このアイドル、かなりカリスマらしいんですよ。
秋葉原で。
で、アニメっぽいポーズとかとるんですよね。
もう現代アニメが良く出来てて良かったなって思います。
良くできてなかったら大変ですよ。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
カメラマン「時東さん、今日もよろしくお願いします!」
時東さん「あ、よろしくお願いします。」
カメラマン「今日はこのアニメのコスプレです。」
時東さん「ああ!これをやらせてもらえるなんて光栄です!」
カメラマン「それは良かった。では早速このエリナのポーズを。」
アニメ画が出てきます。
へたくそな人が書いたもんだからポーズがありえない。
時東さん「あの、人間じゃこのポーズできないと思うんですけど」
カメラマン「あみちゃ〜ん、ファンは待ってるよ?がんばらなきゃ。」
時東さん「えと、そういう問題じゃなくって…」
カメラマン「ほら、手をこうして、足はこっちで、顔をこっち向けて」
時東さん「いや!そんな!ご無体な!!」
「今日午後未明、アイドルの時東あみさんがファンの期待に応えようと無理なポーズをとろうとし、頚椎を損傷しました。この事故により、アニメ作家への誹謗中傷が飛び交っています。」
「ぼ、ぼくはかわいすぎるエリナを真似しようとしたから堕天使ウリエルの罰を受けたんだとお、思うよ。」
「僕は感激です!時東さんが生命をかけて僕らのためにポーズをとってくれようとしたなんて!!」
「作家の名前と生年月日から、住所まで全部調べてネットで公開してやったよ。」
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
おかげおかげ。
アニメ作家が無理なポーズ描かないおかげ。
おかげさまでメイド喫茶なんてのもありましたよ。
横断歩道で待つ人に猫手でおいでおいでって。
「ご主人様、ティッシュはいかがですか?」
挙句の果てには猫耳と尻尾つけて、お尻を振って歩き、尻尾が当たると
「痛い!!」
その場にしゃがみこむ。
「もうだめ。ご主人様、私を優しく食べてね」
あほか!!
そんなんで股間チョモランマってるのなんかオタクだけだろ!!
優しく食べて?
お前はアンパンマンか!!
そう、ここはオタクの町。
周り全て敵。
テポドンが落ちても許可されるだろう場所。
そんな中でもわが社の社員は働いているわけですよ。
ちょっとお酒飲んで、久々に会った友人と社員バッジを隠して秋葉原のわが社の社員の元へ。
「おい、受付嬢にからもうぜ」
「おっ、いいねえ。」
「何聞く?」
「”萌え”という言葉の定義を聞いてみようぜ」
「それよりさぁ、メイド喫茶の場所聞こうよ。」
電気屋です。
大きな。
店内の事を聞く気なんて全くありません。
「ねえねえ、メイド喫茶ってどこ?」
「はい!こちら赤い丸印のところになります!」
…出てきたよ
一同びっくりです。
そんなの断れわが社の社員。
こんな酔っ払い相手にしちゃいかん。
「何時までやってるの?」
「あ、そこまではわかりかねません。」
困るわが社の社員。
ん?
「わかりかねませんってわかるってことだよね?」
「おい、じゃき、やめろよ。」
「知ってるのに黙ってるの?なに?」
「おい!じゃき!やめろって!」
ついつい、ね。
やはりわが社の社員を愛しているんですね。
他人なら何でもないところをつい。
次に会う時は謝ります。
プロの土下座を見せてやります。