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今日、教習所で面白いもの見ちゃったんですよね。
今日も教習所で楽しくキャンセル待ちをしていた訳です。
朝早かったので、朝のニュースとかを見ながらキャンセルを待っていた訳なんですが、所詮キャンセル待ち、キャンセルされなかったので一時間ヒマでした。
日記のネタでもないかなーと思いまして、テレビでもボーっと見てた訳ですよ。
すると窓口の方から話し声が聞こえます。
高齢者の教習のお客(おばさん)と受付の女性みたいです。
もう教習所の待合室には私とその方以外はお客がいなかったので、ちょっと除いてみました。
すると!受付の女性が顔を真っ赤にして怒っているではありませんか!
お客に何か酷い事を言われたようです。
受付の女性が奥に入り、これまた高齢の女性相談員を連れてきたようです。
相談専用の机に二人が座りました。
せっかくヒマなので、見に行ってみる事にしました。
野次馬病なので。
「だからね、そういうのをあんたがちゃんと言ってくれないからいけないのよ。」
「ちゃんと説明されてるはずなんですが、入校の際に説…」
「してないわよ!そうやって”はず””はず”って言って私を騙そうとしてるんでしょ?」
「騙そうとなんかしておりません。入校の際は必ず説明するように決ま…」
「ここもインチキまがいの所なのね。四千円に騙された私が悪かったんだわ。」
ブチン!
「ちゃんと説明もしています!!プリントもお渡ししたはずです!!あなたがそうやって人の話を最後まで聞こうとしないから誤解してしまうんです!」
おぉ、怒ってるよ。
おっとその横に張り紙が
…明るくやさしく丁寧にがモットーです…
いや、あの人メチャクチャ怒ってるんですけど…
せめて貼り紙の見えないところで怒っていただきたい(笑)
まあ、怒るのももっともだとは思いますが。
「あたしはねぇ、本当はもっといい所見つけてたのよ!それなのにあんたたちが四千円って騙すからこんな話しなくちゃいけないんじゃない!!」
「きちんと教習期限は一ヶ月であると説明したはずです!!!」
「説明されてないって言ってるじゃないの!!そうやって怒ればなんとかなるって思ってるところが汚いのよ!!」
「あの日、実は私が説明しておりました!!ですからきちんと覚えております!あなたがいた事もきちんと覚えております!!あの時渡したプリント今持ってらっしゃいますよね!!?」
「持ってるわよ?どうせ隅っこの方に小さく小さく見つからないように書いてあるんでしょ!!ああいやらしい。今から説明してなんとかしようと思ってるんでしょ!!私は騙されませんからね!!」
「確かに隅っこの方ですが…。とりあえず早く出してください!!」
「わかったわよ!出せばいいんでしょ!?でも書いてあるだけじゃダメなんだからね!!あんたが口で言わなかったのが汚いって言ってるんだから!!」
ほほぅ。修羅場ですな。
なんか…楽しくなってきた!!
今のところ完全におばさんのペースです。
おばさんがガサゴソとカバンの中を探り始めました。
一枚の紙切れを取り出したかと思うと、女性相談員が突然それを取り上げました。
ダンッ!
「これは何ですか?」
おばさんは黙ったままです。
何が起こったのでしょう?
「私、あの日は本当にきちんと説明いたしました。そして、大事なので下線を引いておくように言いました。」
私も楽しくなってきているのでちょろっと覗いてみました。
ピンクの下線が引かれている部分があります。
…教習の期限は一ヶ月となっております。お早めに教習を済ませる事をお勧めいたします。…
このおばさん!!
自分で線引いておいて忘れたのか!!
更年期って怖い。
形勢逆転ですな。
「…は?私こんなの引いた覚えないわよ。誰かのと間違えて持ってきたのかしら。」
なんという強気!!
なんという図太さ!!
そして近寄った時のなんという臭さ!!
ツンとするぜ!!
「私はねぇ、本当は運転なんかしたくなかったのよ!でもね、私の友達が車椅子になっちゃって、それでもどうしても箱根とか沖縄とかを車で疾走したいって言うから、その夢をかなえてあげようと思って一生懸命がんばってるのに!!どうしてそんな私を騙すの!?」
は?
先ほどあなたが間違っていた事が証明されたのでは?
いとおかし!(古語:使い方違います)
完全にヒステリー入ってます…。
車椅子に乗ってる人が箱根や沖縄を疾走したい?
ご冗談を。
「あんたねぇ、情とかないの?あんた教育とかしっかりしてないんでしょ!!どうせ旦那とかもいないんだわ!!」
「私には夫も息子も孫もいます!!」
「あたしだって孫いるわよ。息子もいるわ。あんたんとこより教育がいいからよっぽどいい子ですけどね!!」
「あら、旦那さんはいらっしゃらないようで。無理もないですね。お気持ちお察しいたします。」
神よ、この二人をお救いください!
あんまりにもグダグダです。
大人でもこうなるのね。
二人で真っ赤になって言い合ってる姿ときたら…もう顔がほころんでほころんで、
ププッ、クックックッ!
ヤバイ!
その途端おばさんがこちらを睨みました!!
何とか!何とか言い訳をしないと!!
「…あ、こんちわ…」
なんだそりゃ!!
空気が全く読めてない!!
だからいつまでたってもあがり症なんだよ!!
もう一言!!
「あ、この文章がおもしろくて笑ってたんです…」
なんだその言い訳は!!
そんなんじゃ幼稚園児も騙されねーぞ!!
しかし運良くおばさんは話を再開しました。
セーフ。
何の文章よ!?って見られたら終わりでした。
だってその文章はこの日記を書くために逐一メモっていたものだから!!
やっぱり周りから見てるから楽しいんです。
当事者なんてとてもとても。
受付の女性が、相談員ではだめだと思ったらしく、重鎮のおじさんを呼んできました。
「おう、何だ大きい声だしてうちの文句言ってるじゃねぇか!!どういう事だ!!」
これまたモットーに反する上司出現(笑)
「あんたが上の人?あんた達を訴える事にしたからね!!」
おぉ、自分が悪いのに大きく出たな。
おばさんの話は続きます。
「あたしはね、前にエステでも騙されかけた事があるのよ!!その時は百万だったんだけどね!!でもね、私が裁判にかけるって言って脅したら慌てて四十万返してきたわよ!あんたたちも同じ目にあわせてやるからね!!私そういうの得意なんだからね!!」
…その太った体でエステ?
そのブサイクな顔でエステ?
似合ってる!!
どこにでもいそうだよあんた!!
得意?
勘違いされておられるようですが、あなた差し引き60万取られてるんですよ?
まだそのエステに騙されてますよ〜(^^)
「あんた達、本当に育ちが良くなさそうな顔ばっかりね。そんなだからこんな騙してお金を巻き上げるような職業がピッタリなのよ!」
「…顔から言ったらあんたの方が育ちが良くなさそうですけどね。」
誰だ!そんなに露骨に正直な事言ったのは!!
重鎮のおじさんじゃないか!!
…これはなんかもう一波乱起きそうだな(笑)
「何よ!!」
ビリビリビリ!!!
いきなりおばさんが近くに貼ってあった教習所のポスターを破りました!!
「こんなもん捨ててやる!!」
そう言ったかと思うと急に近くにあった重要そうな書類を持って、出口に向かって走り始めました!!
慌てて追いかける従業員達。
しかし、おばさんの行く先の自動ドアは素早く開いてくれませんでしたとさ。
あえなく御用。
警察の人来ました。
連れて行かれるときもギャーギャー騒いでました。
聞き取れたものを少し。
「私だってね、顔の事言われたら怒るわよ!!!これでも若い頃は桜○淳子に似てるって言われたこともあったんだから!!」
…顔の事を持ち出したのはあなたです。
それにしても桜○淳子とは。
言われてみれば…
おぉ、似てる似てる!!
確かに桜○淳子に似てるよ…
…性別が。
おかげで今日の教習は楽しく過ごすことができました。
神様ありがとう。
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